マーケティングリサーチ企業iResearchの調査データによると、08年ネットユーザーがインターネット関連の各サービスに対する満足度ランキングの中で、最も満足しているサービスは｢ネット決済｣でした。その後は、ネットショッピング、電子メール、検索エンジン、航空券の予約の順になっています。
調査データによれば、09年四半期第一期でネット決済市場の取引規模は1,180億元に上り、昨年同期と比べ、146.9％増の好調です。その速い発展スピードを支えているのは、ネットショッピング分野のみならず、航空券、生活費等の支払いで利用されることに原因があるようです。
ネット決済市場の中で、数十の企業が存在しており、比較的に規模が大きなのは十企業ほどあります。ネット決済は、ネットショッピングの支払いから、航空券や宝くじの購入、教育、娯楽、公共事業への支払い等に広がってきました。
この調査では、中国インターネット関連サービスはネットユーザーから一定の評価を得ていることが伺えます。ただし、多様化するネットユーザーニーズに応えるために、インターネット関連業界もさらなる成長を見せなければなりません。